軽の中古車を購入した時の自動車取得税
1.自動車取得税とは
自動車取得税とは、新車・中古車を問わず、自動車や軽自動車を取得したタイミングで、取得した人に対して課税される税金のことを言います。
当然自動車取得税は軽の中古車の購入時にもかかる可能性はありますが、あまり耳にしないのはなぜでしょうか。
それは、自動車取得税の仕組みに理由があります。

2.軽の中古車の自動車取得税の計算方法
中古自動車(自家用)の自動車取得税の計算式は、次のとおりとなっています。
・取得価額× 3% = 自動車取得税額

ここで聞きなれないのが「取得価額」という言葉ですが、この「取得価額」は次のような計算式で算定されることになります。
・課税標準基準額 × 残価率 = 取得価額(1,000円未満切捨て)

さらに、ここの「課税標準基準額」とは、税事務所で使われている「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に記載された金額のことです。
ざっくり言うと、新車価格の90%程度が目安となります。

もう一つの「残価率」とは、自動車の経過年数(落ち数)によって決められた掛け率のことを指します。
新車購入時が1.0となっており、6年で0.100までなる仕組みです。具体的には、次のような係数になります。
・1年(0.681)、1.5年(0.561)、2年(0.464)、2.5年(0.382)、3年(0.316)、3.5年(0.261)、4年(0.215)、4.5年(0.177)、5年(0.146)、5.5年(0.121)、6年(0.100)

3.軽の中古車で自動車取得税が非課税になりやすい理由
ここで重要なのは、取得価額が50万円以下の場合は非課税となるということです。
つまり、仮に200万円程度の高級軽自動車を買ったとしても、3年から4年程度で非課税となってしまいます。
したがって、軽自動車の場合は、高年式の中古車を買わないと課税されないケースが多くなるのです。ここが普通車とも大きく違う点です。